「埠頭を渡る風」に訊く– category –
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「埠頭を渡る風」に訊く
「埠頭を渡る風」解説㉑ 「だから」に託した思い
「だから」という飛躍させた接続詞に込められたもの 「埠頭を渡る風」の歌詞に「だから、短いキスをあげるよ」という箇所があります。一見すると違和感のない言葉のように感じます。解釈を考え始めた頃は、単に幼くなった風優哉〔ふうや〕に晴海〔はるみ〕... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑳ 「何も聞かずに」の謎
何も言わずに… 何も聞かずに… 晴海〔はるみ〕が要求した理由は何か なぜ、「何も言わずに」、「何も聞かずに」と晴海〔はるみ〕が風優哉〔ふうや〕に要求するのでしょうか。 それは、「言ってほしくない言葉、聞いてほしくない言葉があるからではないか... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑲ 海風について
海風が吹く時刻について この物語の季節はいつかと言えば、「白い吐息」、「凍える」と描写されていることから、冬季ということが分かります。冬季の月夜に、小高い見晴らしのよい高台から埠頭へ出掛け、埠頭で海風に吹かれ、また戻っていくまでの物語で... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑱ 木管、弦楽器、金管の意味を考える
フルートの伴奏は何を表しているのか フルートメインの伴奏が2回出てきます。車を降りて、晴海〔はるみ〕が埠頭に立ったときの場面とセメントを積んでいる倉庫で風優哉(ふうや)が膝を抱える場面です。そして、2年ぐらい経った頃に「なぜここだけフルー... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑰ 埠頭を渡る風を見たのは
埠頭に立った晴海〔はるみ〕が回想する場面があります。 埠頭を渡る風を見たのは、いつか 二人が ただの友達だった日ね「埠頭を渡る風」作詞:松任谷由実(12枚目シングル東芝EMI 1978.10.5発売) この一行にも深い意味が込められていたと痛感すること... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑯ 色の効果を考える
青から白 そして、青へ 埠頭を渡る風には2つの色の名前が出てきます。「青いとばり」の青と「白い吐息」の白です。色が出てくるのは前半と後半に青が2回、そして、その途中に白が1回です。時系列で表せば、青→白→青の順となります。 前にも書きました... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑮ 選ばれた言葉での構成
なぜ「セメント」という言葉を選んだのか 言葉にはイメージが付随しています。たとえば、イチゴという言葉を聞くと「酸味」「甘さ」などの味や「ケーキ」などスイーツの材料となるようなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。 では、「埠... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑭ リフレインが叫んでいるのは…その2
リフレインが意味すること 青いとばりが 道の果てに続いてる悲しい夜は 私を隣に乗せて街の灯りは 遠くなびく帚星何も言わずに 私のそばにいて「埠頭を渡る風」作詞:松任谷由実(12枚目シングル東芝EMI 1978.10.5発売) 上記の部分は「埠頭を渡る風」の... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑫「それ以上」の「それ」とは…その2
「それ」が指し示す位置関係を考える もう それ以上 もう それ以上 やさしくなんか しなくていいのよ「埠頭を渡る風」作詞:松任谷由実(12枚目シングル東芝EMI 1978.10.5発売) 解説編⑪で示したように、松任谷由実さんはこのフレーズの意味を1番と2... -
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「埠頭を渡る風」解説編⑬ リフレインが叫んでいるのは…その1
リフレインで伝えようとしていること 音楽用語ではフレーズを繰り返すことをリフレインと呼んでいます。松任谷由実さんは「リフレインが叫んでいる」という名曲も制作されています。その曲では「どうして」という箇所がリフレインされています。 リフレ...